質問:戒名とは何でしょうか?

回答:戒名は昔は仏門に入った人に与えられていました。
今日では亡くなった人につけています。
故人を仏教寺院に埋葬するには、仏教寺院の許可が要ります。ご住職は葬儀にあたって故人に対して仏門に入るべき戒名を授与します。
ですから仏式葬儀には戒名が不可欠です。
戒名は、浄土真宗では法名、日蓮宗では法号とよんでいます。
戒名の中で、最上尊称が院号や院殿号です。その寺院に大きな貢献をした人に与えられますが、他の称号と一緒につけられます。
例えば、亡くなった歌手の美空ひばりは「滋唱院美空日和清大姉」の戒名を持っています。
道号はもともとは仏道の証得者が称するのですが、一般人の戒名の尊称として用いられています。
居士は信心の篤い男性に、比丘尼や尼僧を指した大姉は女性に、与えられます。居士の一段上位に男性の大居士、女性の清大姉があります。信士や信女は信仰心のある男性や女性に与えられます。
童子や童女は、得度していない男女を指しますが、一般的には6才~14才くらいの故人に与えられる称号です。童子や童女より年齢的に下の故人の称号に孩児や孩女、また嬰子や嬰女、水子などがあります。
孩児や孩女は幼児や幼女に、嬰児や嬰女は乳飲児に、水子は死産児に対してつけられています。
近年、戒名称号は本来の仏教の伝統からは離れてしまっており、その高さに応じて単に金銭で与えられているとの拝金主義の風潮が批判されがちです。

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