2009年11月 のアーカイブ

香典に相応しくないもの

2009年11月30日 月曜日

葬儀において、一番気になるといってもいいものが、香典になります。

包む金額そのものもそうですが、どういった袋に包めばいいのかも、気になる一つです。

香典袋については、葬儀の宗派によりけりですが、御霊前の文字が書かれたものであれば、いずれの葬儀においても、利用できます。

それとともに、ほかにも注意すべき点があります。

まず、葬儀には、忌み事があり、重ね重ねなどの言葉を使うことを嫌います。

基本的は、語呂合わせから来たものですが、実は、香典に包むお金にも、忌み嫌われる金額があります。

それは、4と9のつく金額です。

4,000円や9,000円、あるいは、40,000円や90,000円など、4は死を、9は苦を連想し、縁起の悪さと結び付くからです。

また、新札を包むことも良くないとされています。

これは、忌み事というよりも、マナー違反と見なされ、事前に用意していたのでは、と思われるため、香典として、差し出すことに相応しくないとされています。

ちなみに、偶数の金額は、葬儀に良くないとされていますが、それは、別れや縁を切る、

と見なされるため、結婚式などの祝い事においては、良くないとされています。

一般的に、香典の金額に、偶数や奇数は関係ありません。

複数名の香典

2009年11月16日 月曜日

葬儀には、香典が付き物ですが、一人で出す場合だけではありません。

たとえば、社葬などがあった時には、取引先などであれば、部署で

香典を出すこともあります。

また、夫婦でお世話になった等の時には、夫婦で香典を出すこともあります。

ここでは、一人ではなく、複数で香典を出す場合の注意点をお話します。

まず、会社などの部署で香典を出す時は、香典袋の表には、「○○一同」、

例えば、「庶務課一同」などと書き込みます。

さらに、香典袋の中には、香典を出した全員の名を記した、便箋などを同封

しておきます。

一方、夫婦、友人、あるいは、兄弟などで出す場合は、表に連名で記しておきます。

会社の部署などのように、人数が多ければ、便箋を使い、全員の名を香典袋に

納めておきますが、表に書けるだけの人数であれば、表に連名で記しておくように

します。

ちなみに、葬儀などの受付に出す場合は、会社の部署などの場合でも、また、

夫婦などの場合でも、代表者が受付に差し出します。

代表者の名前や住所等を記帳し、脇に、部署一同あるいは夫婦の名などを添えて

おきます。

焼香の由来と宗派での違い

2009年11月1日 日曜日

仏式の葬儀で欠かせないのが、焼香になります。

参列者が、お坊さんや遺族に向かって一礼をし、祭壇の前に1人ずつ行われることになりますが、一体、焼香の由来とは、何なのでしょうか?

焼香は、釈迦が生きていた時代から続いていると言われています。

日本においては、仏教が伝来した時から行われ出したとのことです。

仏を供養するために、身を清める必要があり、その手段として、焼香が取り入れられたと見なされています。

また、抹香というものがありますが、これは、沈香や梅檀香を粉末にしたもので、葬儀参列者が、自分で調合し、焼香に利用したそうです。

なお、焼香回数や線香を挙げる本数は、各宗派によって異なっています。

以下に、主要な宗派の違いを記載しておきます。

宗派          焼香        線香

・天台宗および真言宗: 1から3回      3本

・日蓮宗および臨済宗: 1から2回      1本

・曹洞宗            : 2本          1本

・浄土真宗本願寺  : 1本           1本を二つにし、香炉へ寝かせる

・浄土真宗大谷派  : 2本           火をつけずに折る

・浄土宗            : 1から3回       1本を二つにする

・日蓮正宗          : 1から3回       追るだけ